トラスロッドを埋める

さてさて、ネックの型を切り出してからしばらく放置。

バンドソーで切り出して厚さが変わったことによる材の変化を見ます。

ここで丁寧に反りを確認して、平面を出さないとダメなようです。

 

まずは25mmの厚さだったものを21mmにまで落とします。

バンドソーを使い薄くして、プレーナーを通して20.75〜20.5mmにします。

その状態で長いスケールを使い平面の確認をします。

ここで反りの頂点を確認し、そこから削り平面を出します。

平鉋を使います。

 

 

何度も何度も確認をして平面が出たらそちらの下にしてさらにプレーナーを通します。

いちおう20.5mmの厚さになったらトラスロッドを埋める作業になります。

 

 

 

 

ここからが(も)難しい。

 

まずはセンターにライン書き、0フレット、ネックエンドのラインをしっかり書いてからセンターのラインの両側に幅6mmになるように線を引きます。

ここがトリマーで掘る位置です。

埋め込むトラスロッドに円筒型のナットを5ミリくらいねじ込んだ上で、

ネックエンドから1mmずらした位置に置き、角ワッシャーの位置を印します。

同じくヘッド側のエンドの位置を印します。

その時点でほぼ0フレットの下にエンドブロックが来ているはず。

 

もろもろの罫書きが終わったら治具をネックに止めます。

この治具がスペシャルですね。これが手元にないとトラスロッドは埋められません。

 

ネジでネックに固定したらいよいよトリマーで掘ります。

 

もちろんただ直線ではなく、治具のRに沿ったかたちで掘るのですが、いきなり深くは掘れないので1mmずつ往復して掘ります。

 

トラスロッドはRの一番きついところの深さが14mmまで。

私のネックは1F16mm、12Fが18mmなので、ロッドの効く7Fのあたりの厚さが約17mm。安全を考えてロッドの深さを14mm。ネック材の残りは3mm。

治具のRを考えてネックエンド側が11mmになるように削れるはずです。

 

ともかく作業中は危険なので、一切の写真なし!

 

なんとか掘り終わったら、またスペシャルな治具の登場。

こちらはロッドのポケット部分のための治具。ポケット部を掘ったらロッドを手で軽くRに合わせて曲げて入れてみます。

 

溝のなかでロッドがカタカタいわないようにしっかりと埋めたら、治具のRに合わせて加工した同じメイプルの端材(幅6mm)を使いタイトボンドで接着、クランプで圧着します。

 

5本のクランプでしっかり締め込んで、埋め木とロッドの間に隙間がないようにします。

 

ここで今回の作業は終わり。続きは次回。

 

文字でざざっと書きましたが、まあいろいろ大変。とても覚え切れません。

自分で書いた図面を確認し、ロッド現物のサイズを測りながら、とにかく余計に削らないようにしました。

復習が絶対に必要な工程です。

 

自作する時に、果たして思い出せるのか不安です。

ということでココにメモのようにいろいろ書きました。

 

いやー本当に難しい!

 

ネック材選び

次にポジションマークを入れます。

6mmの穴なので6mmの黒いドット。

サイドは2mmの黒いドット。

 

本当は白いパール柄が良いのですが、50年代のテレキャスっぽくするためには、ここは黒いマークで。

 

 

 

アロンアルファ的な接着剤でつけます。

 

 

埋まりました。もちろんサイドも。

 

当然表面が飛び出しているので、紙やすりで削ります。

 

 

できた!

 

 

指板は少しの間放置!

 

 

次にネック材を選びます。

 

ネック材は反り、ねじれが少ないものがあまりなくてじゃんけん大会で勝った人から選ぶという感じ。私が負けてしまったので、あまり選べず、なんとなく手前にあったものにしました。

ネックはもちろんメイプル。

指板と並べてみると…。

 

 

次は材にネックの外周を罫書きますが、その前に材のどちらを使うか決めます。

 

なるべく節に近いところは避けて罫書きます。

 

今回はこんな感じになりました。

 

 

まずはセンターラインを引いて、そこにテンプレートを置きます。

あとは外周をボールペンでなぞり、0フレット、21フレット、ペグホールを書きます。

最後にカンナやベルトサンダーで加工できないところに、14mmの丸を書きます。

 

これで準備完了。

 

 

 

うっかりしてました。

 

この後の行程の写真を撮り忘れました!

 

このあとはバンドソーで切り出し、ドリルで穴を開けます。

 

さらにバンドソーで厚みを落とします。

この時に材のどちら側の厚みを落とすか吟味します。

反りを確認し、反りの山が出ている側の厚みを落とします。

そうすることによって材の反りが削った側に出て反りが打ち消されます。

私の材は罫書いていない側(写真で見えていない側)に反りの山がありました。

よってそちら側をバンドソーで切り、30mmを25mmに落として、プレーナーに両面通してとりあえず作業終了。

 

あとは1週間吊り下げておいて、ネックの反りの出具合をみます。

ここで正しく削らないと、最初からダメダメなネックになりそう。

ネックはネックで本当に奥が深い!

そして難しい〜!

指板は何にしようかな?

今回は指板材を選びます。

まずはローズかメイプルか。

 

将来的にはメイプルの指板のネックを大量に製作したいので、

メイプルのスペシャリストを目指すべく、もちろんメイプル。

 

ローズも捨てがたいですが、それは次回以降で選べば良いかな。

 

で、ずらっと並べた中から選びました。

選ぶ基準は特になくて、板目すぎるのもさけて、無難なものに。

 

 

はじめからフレットのラインが切ってあります。

 

今後自分で作る場合、このラインを切るのをどうするのか大きな悩みです。

方法は色々あります。

今回のようにすでにラインの入っている指板を買うのもひとつ。

でもそれでは味気ない。

やはり、自分でラインを切る作業ができるようになりたいです。

 

 

指板にセンターラインを引きます。

ん? 0.5mmずれたか????

シャープペンの芯の太さを計算にいれて、定規の位置を決めるのが難しい。

これも慣れなんでしょうね。

線を引くだけの練習というのもしたほうが良いかもです。

紙に、木に、金属に、プラスチックにと素材を変えて、

シャープペン、ボールペン、鉛筆、罫書きといろいろやる必要がありますね。

今後の課題です。

 

次にサイドに削る時の仕上がり線を引きます。

0フレットが42mm

ネックエンドが56mm

になるように線を引きます。

 

これもちゃんと出来たのか???  うーん不安。

 

さて、あとはベルトサンダーで削ります。

難しくはないのですが、ノギスで寸法を確認しながらやりますが、

42mmを少し切って41.7mmくらいになってしまった!

まあ、過ぎたことは仕方ない。諦めます。

 

次に、ポジションマークの穴を開けます。

 

3,5,7,9,15,17,19,21フレットに×を書き、センターラインの位置を優先してだいたいの一に千枚通しで印をつけます。

指板サイドには高さ2mmのところにラインを引き、センターの位置に同じく印をつけます。

 

そしてボール盤で穴を開けます。

ドリルの刃はmm。

深さ2mmで止まるようにして、まずは表のポジションマークに穴を開けます。

サイドはmmの刃で、同じく2mm〜1.5mmくらいの深さで穴を開けます。

この時は添え木と共に握ってグラグラしないようにして作業します。

 

で、こんな感じに。

 

 

残り時間に、ボディーの残り(右側)をバンドソーで切り出しました。

そしてガタガタのところを豆平と南京鉋で削ります。

 

今回は南京で押しなからかけるという技を少し習得しました。

これのほうが力がかけやすい!

削りカスもすこし長くなった。

刃を具合を確認しながら少しずつ削ると随分きれいに仕上がってきました。

 

今回はここまで!

 

 

 

 

 

カンナの出番

ボディ材を選び、テンプレートを使い切り出すラインを書きました。

 

ここまではニヤニヤしてましたが、いよいよ実践です。

バンドソーでの切り出しです。

 

バンドソーも業務用の200V使用のものはなかなか迫力あります。

まずはボディー左側と下側だけ切り出します。

のこりは次回以降。

なぜ?? 理由は後ほど。

 

 

びくびくしながらなんとか切り出せました。

こういった作業は度胸ももちろんですが、やっぱり場数ですね。

何度もやっていれば慣れるのでしょう。

フェンダーの昔の工場の動画をYoutubeで見ましたが(各自検索)、

50〜60年代の工場はなんともアナログ。ハンドメイド。

自動化などまったくなくて(当たり前か!)、その作業のスペシャリストがもくもくとこなしています。

それもかなりのフリーハンドで。

ああやって作っていた映像をみると、今のようにCNルータで寸分違わぬサイズで切り出して、ほぼほぼ同じものが作れるというのは、加工技術の進化なんだと実感します。

 

そして、フリーハンドで作ったものであろうと、良い音がするものは良い。現代でもビンテージギターとして生き残り、価値を数十倍にあげているということで、決して加工精度が高いとか、形がテンプレート通りに出来ているから美しいとか、そういうことにこだわるのは、日本人独特の気質なのかな?? と思いました。日本人はなんでもかんでもきっちりしていないと気が済まない! 私もどちらかというとそういう性格ですが。

 

さてさて、ここでようやく、苦労して砥ぎつづけているカンナの出番です。

 

まずは豆平鉋からです。

 

刃を出す、ということから学びます。

だいだい、鉋台の精度が低いので、刃がすんなり出ない。

このあたりはノミで調整してもらい、裏はベルトサンダーで平面を出します。

そして玄能で刃を出します。

 

「髪の毛1本!」

 

というレベルです。

 

難しい。

 

とにかく叩いて戻して、叩いて戻して。。。

 

 

なんとか刃が出たら、クランプにボディをはさみ、削ります。

 

逆目にならないように、ボディを高い部分を頂点にして鉋をかけます。

基本的に引いて鉋をかけます。

ん????

 

 

 

仕上げ線を消さないように削る、、、、、

 

というかうまく削れません。

 

アッシュが硬いというのもありますが、そもそも鉋ってこんな感じだっけ?

イメージしているカツヲ節はどこへ???

 

とにかく「ガガガっ」と刃が刺さりスムーズに引けません。

逆目ではないのになぜ???

 

どうやったら削れるのかとにかく試行錯誤。

 

才能ないな〜〜〜〜。。

 

 

そんな感じで格闘し続けました。

 

 

 

 

とうとうカツオ節は出来ませんでした。

 

要修行。

削る、削る。

さあ、今回は砥ぎから解放です。

 

もうそれだけでご褒美に感じます。

ちょっと感覚がおかしくなっていますね。

 

 

まずは自分のテレキャスターのボディ材を選ぶところからスタート。

 

今回はスワンプアッシュかホワイトアッシュから選べます。

杢目も含めてお好みです。

 

なんだか、よくある楽器店のメーカー工場選定会みたいです。

 

 

 

テンション上がります!

 

スワンプアッシュ→軽い

ホワイトアッシュ→重い

 

これが基本的な違い。

おなじアッシュとは名乗っていても違う種類なので

生育していた場所が違うので、木の密度も違い、重さも違い、そして音も違います。

 

今回は製品では選ぶ人が少ないなるべく重いものを狙いました。

かつ、杢目がはっきりくっきりきれいなもの。

 

 

わかりやすい板目です。

イメージでテレキャスのかたちを置いてみました。

 

 

こんな感じか??

 

色は何にしよう?

 

そんな悩み楽しい! ずっと悩んでられる!!

 

 

さて、ボディ材についてはここまで。

 

 

ここから先週切り出したピックガードを整形します。

 

もちろん手で。

鉄工ヤスリと紙やすり、スクレイパーを使って。

 

自分で作るなら、速攻でベルトサンダーで削りますが

ここでは完全手作業。

効率は関係ありません。作業基本は手です。

 

 

まずは罫がいた実線まで削ります。鉄工やすりを作業机に押さえたピックガードに対して垂直(90°)に当てて、少しずつ削ります。

カーブはヤスリの裏の丸い側を使い、滑らかに削ります。

 

左肘を痛めているので、ヤスリは右で持ち、とにかく上下運動。

同じところを見つめすぎて、目がクラクラします。

 

ただ、相手はプラスチックなのでそんなに大変ではないです。

削りすぎないように、断面が斜めにならないように。

ネックポケットはあとで仕上げるので、それ以外を完成させます。

 

実線まで削り、ここからさらに丁寧に型を整えます。

 

すべて終わったら#180〜#600までの紙やすりを使い外周の鉄工やすりの傷を消します。

ピックガードをクランプに挟み垂直にして、木にまいた紙やすりを90°に当てて、これも斜めにならないようにとにかく丁寧に。

 

楽しいなー。

 

こういう作業は好きです。

 

 

最後にスクレーパーを使い、紙やすりの傷を削ります。

 

そしてさらに表になる側の角を0.2mmくらい45°の角度で削ります。

 

軽く面取りするイメージ。

 

 

約5時間! でようやく完成です。

 

 

またもや裏側からの写真。

 

保護フィルムがついているので、よくわかりませんがかなりの力作。

褒められた。

 

 

ちなみにですが、今回のテレキャスは初期のエスクワイヤが完成型の予定です。

つまりリアPUのみ。

 

一度完成させてから翌週にはフロントPUを取り付けてテレキャスにしてしまいます。

 

とは言え、1953年ごろのモデルをイメージしているのでピックガードは5点止です。

 

ブラックガードですね。

 

色はバタースコッチにしようと思っていますが、サンバーストが塗るの難しそうなので、そちらにチャレンジしたな〜〜。

 

悩むのは楽しいです。

ただただ研ぐ。少し切る。

砥ぎは続きます。

 

地味に続きます。

 

とにかく全ての刃物を砥ぎ終わるまで続きます。

 

まだ豆平の表裏、南京の表裏、平の裏しか終わっていません。

終わる気がしない。

 

自宅でも研がないとダメですね。これは。

 

 

 

それだけではつまらないので、ピックガードを切り出す、ということも行われました。

 

黒いピックガートの板にテレキャスターのピックガードのテンプレートを両面テープで貼り付け、罫がきます。

 

それを糸ノコ盤で切り抜きます。

やった機械だ!!!

 

なるべく罫がいた線のキワを狙いたいのですが、ビビりが発動してかなり大きめに切り出してしまいました。

 

あとで自分が削るので、その時苦労するだけなのですが。

 

 

裏から罫がいているのでこんな感じです。

 

 

それ以外の作業はただただカンナの砥ぎが続きます。

 

 

砥石を使ったことなかったです。

今まで包丁はシャープナーを使い、シャーシャーと研いで終わりにしてました。

砥石はなぜか手元にありましたが、使ったことはありませんでした。

 

 

その日はNHKのあさイチで、たまたま包丁の使い方を紹介してました。

なんと、包丁を研いで部分的に減ってしまった砥石の平面を出すために、砥石を研ぐ砥石があるって! 無知って恐ろしい。

 

道具の手入れをする為に道具が用意されているコトは当たり前ですね。全てがそうです。

 

 

そして、その法則が楽器製作の過程にも存在します。

 

カンナとノミと小刀の砥ぎです。

 

カンナのノミも、買ったばかりの状態ではまるで切れません。刃はついていますが、申し訳程度。

まずはここをしっかり使えるようにしないと、1ミリも材木を削るところに辿り着けません。

 

ちなみに砥ぐのは

 

平鉋(表・裏 ※)

豆平鉋(表・裏 ※)

南京鉋(表・裏 ※)

豆反鉋(表・裏 ※)

豆四方反鉋(表・裏 ※)

突きノミ・平

突きノミ・丸

叩きノミ・大

叩きノミ・小

マイクロチゼル

くり小刀

 

それぞれに表と裏があり仕上げ砥ぎもあります。

 

ということでとにかく数が多い!

 

初めてでこれに挑むのは……。

挫折する人が出るのも分かる気がします。

 

まずは豆平の裏押しから。

 

 

#800の砥石で砥ぎます。

ただひたすら。

 

なんのために裏を砥ぐ必要があるのか??

表の刃を研げば十分ではないのか???

などという疑問を浮かべながら。

裏押しを数回往復させ研いだら、かすかな凹みが砥石にできているので、ダイヤモンド砥石を使い#800の砥石の平面を出します。

それが出来たらまた裏押しを砥ぎます。

以降無限のループです。

 

 

なんとかその日のうちに豆平と南京の裏押しは終わりました。

仕上げはまだ不十分。続きはまだ次週!

 

とにかく難しい。わからない。

 

 

指の指紋がなくなりました。

指先から血が出ました。

痛いです。

 

 

このままでダメなので帰りに東急ハンズで必要な砥石たちを買いました。

#800、#6000、砥石の平面出しのためにダイヤモンド砥石の#150と#400。

高いっ!

 

 

自宅の台所で、昔から我が家にあるぼろい鉋の刃で練習開始です。

 

とにかく裏押しってなんなの??

そんな疑問は解決しないまま試行錯誤。

 

 

 

とりあえずYouTubeの動画のおかげで、自分にとってのベストなフォームらしきものが見つかりました。

 

1歩前進。

 

 

気がつけば数時間たっていることが多い砥ぎの練習。

 

仕事の忙しい時期にはまるで進みません。

 

困りました。

 

まだまだちっとも上達していません。

修行です。

製図ってしたことなかったです。

いよいよ本格的に始まります。

まずは基本のキ。

 

ということでテレキャスターを製図してみるところからです。

 

製図ってしたことなかったです。

大学の時も製図が必要な授業をとってなかったし、初体験。

いちいち新鮮です。

 

やることは基準線を引く。

それを基準に描く。

わかりやすく数値を書き込む。

 

シンプル!

 

 

まずはセンターの線。これがすべての基本。

そしてスケールの線。ロングスケールということで648mmとなる縦線を引き

そこから半分の長さのところにも縦線を引きます。

これらはボールペンで消えないようにします。

 

あとは中心線に合わせてネックポケットを描き、ボディのテンプレートを使い罫書き、ピックアップポケット、コントロールポケット、ピックガードなどなど、必要なものを描き加えていきます。

 

センターラインを断面とした側面図も描き、必要な数値を全て書き込みます。

 

 

 

そして別の紙にヘッドの製図をします。

こちらも基準となる線を引きます。中心線に0フレット(ナット)の位置ですね。

 

そこにヘッドのテンプレートをあてて罫書き、側面図を描き、必要な数値を書き込みます。

 

あとは不要な補助線を消して完成です。

 

 

初めての製図はたっぷり8時間かかりました。

 

 

描いてみてわかるのは、非常に頭の中が整理されるということです。

自分があとで見てもすぐにわかるように丁寧に描く。他の人が見ても同じものを作れるように描く。これから作るものの作業工程を想像しながら描く。

作りたい一心で勢いだけで進まないように、数値という現実から離れないように、冷静でいられるように自制する装置??

 

雑に作るなよ! という戒めかもしれません。

 

 

そして、伝わってくるのは、レオ・フェンダーのエレキギターを作った情熱と、工業製品としての先進性。

フェンダーはギブソンやマーチンとは全く違うスタンスでギターにアプローチし、いかに誰でも(どんな工員でも)同じ品質のものを大量に製造できるか、そこに最大のエネルギーを注ぎ込み、テレキャスターを生み出したというコトではないでしょうか。

でも、テレキャスターってシンプルなパーツ構成な割には、実は結構難しい作り、手間がかかる作りをしていて、そこをより効率的に突き詰めたのがストラトキャスターなのだとわかります。

 

つまりテレキャスターのほうが製品としては高度で楽器としてもレベルが高い!ストラトキャスターはテレキャスターの劣化版だ! と言いたいところですが、そうでもなく、テレキャスターはパーツから来る特有の欠点があったりするのが面白い。

 

ま、ストラトが出てもテレキャスがラインアップから消えなかったということから分かるように、エレキギターとしては優れていたのでしょう。

 

そんなテレキャスに想いを馳せながら、製図が終わった満足感に満たされているけど、実はこのあと苦行が始まるコトを私はまだ知りませんでした。

 

 

4月から1年生

我が家には1年生が3人います。

ひとりが小学1年生、ひとりが中学1年生。そして私も1年生。

 

4月は新しいことを始めるのに良い季節です。毎年4月は来ているのですが、今年は正真正銘の4月でした。

 

いままで、ずっと持っていた想い。というと格好いいですが、若い頃に思い描いていた将来像の中にあったのがギター職人。

社会人になって、ほぼほぼやりたいと思っていた仕事を続けていますが、選択支にはあったけど選んでこなかったギター職人という道を今年から挑んでいこうと思います。

 

正直いって未来の完成形が見えてません。どのような形に落ち着くのか、どこがゴールなのか、まるでわかりません。

 

このチャレンジが1年で終わるのか、2年、3年と続くのか心配のような楽しみなような。

 

そんな期待と不安が入り乱れる中、とりあえず1年生になってみようと思ったのが今年でした。

 

理由はいろいろありますが、やはり同じところに止まっているのは性に合わないということですね。

 

一人で仕事しているというのもありますし、停泊しているのか潮に流されているのか全くわからないここ数年の状況(やんわりとしたネガティブな例え)。

 

だったら誰から見てもどこかに向かって前進している状況にしないとダメでしょ。

 

今回のチャレンジで自分のこの先10年、20年が非常に楽しみになりました。

 

ということで4月の最初の授業の様子。

 

↑中学の技術の授業を思い出す道具たち。その道具のいくつかはいまだに手元にあったりします…。

 

この日はいろいろな説明、今後使う道具の配布、簡単な使い方解説、自己紹介などをしました。

 

自己紹介なんて何年ぶりでしょうか??  緊張しました。

何をしゃべっているのか、よくわからないくらい。恥ずかしい。

 

ともかくこんな感じでスタートです。

新しいホームページ

長らく放置していホームページを新しくしてみました。

以前のブログhttp://ddm.blog.so-net.ne.jpから、今後はこちらに直接UPしていく予定です。

 

さて、2007年からddm design studioを名乗り、フリーランスとしてデザインの世界で小舟を漕いでまいりました。

そしてこの4月に丸10年をすぎました。ということで11年目突入。よくこの営業姿勢、そしてキャラクターのまま10年続いたなと、我ながら関心してしまいます。

ひとえに周りの皆さまのおかげです。仕事をくれて本当にありがとうございます。

今後もより謙虚に、より良いデザインを作り続けていきたいと思います。

 

とは言いつつも、出版業界の縮小傾向には歯止めがかからず、相変わらず切ないお話ばかり耳に入ってきます。そんなネガティブな風の吹くなか、ただ毎日の仕事の心配ばかりしていても何にもならないので、思い切って一歩を踏み出してみます。

屋号にstudioという単語を入れたのには、写真や音楽に関しても仕事にしたい! という将来的な野望が含まれていました。

まずは2018年4月から音楽に絡んだ仕事を4年計画で始動したいと思います。

 

内容はむふふふふふふふふふ。

これから徐々にUPしていきます。