生地調整

ようやくここまで来ました。

と言ってもネックとボディのまだネックだけですが。

 

とにかく削る。

滑らかに。

傷を消す。

シェイプを整えて完成へ。

 

 

人間油断をするとすぐに力が偏りせっかく機械で出ていた90度が乱れます。

とにかく紙やすりを貼り付けたゴムパットの持ち方。そして当て方。

それを動かす姿勢。角度を崩さないように意識して。

 

やってみないとわからないことがたくさんありましたが、

そもそも傷を消すとはどういうことなのか?

そのあたりのことがようやくわかりました。

 

紙やすりを#150と#240と#320まで使って削ります。

 

それが終わったら面取り。角が残っていたらそこで塗装が切れてやり直しになります。なので、ちょうど良く角を丸くします。これも手作業。

 

たぶん慣れてポイントやコツが掴めればそんな大変な作業ではないと思います。

何事も場数ですね。

 

余計な傷がつかないように保護しながら、まずはネックのサイドから。

 

木口にはバンドソーの傷が。ここがかなり消しにくい傷。でも#150でこすっていればいずれ消えます。とにかく丸く面が崩れないように注意です。

 

 

ヘッドの表裏など、平らなところをまず終わらせます。このあたりはそんな大変でもないです。ただ、ベルトサンダーに当てすぎて焦げたところがやっかいでした。材が焦げるというのは、やはり下手くそということですね。その焦げが消えるまでひたすら#150でこすります。当然形がくずれないように。

 

 

途中でペグ穴の面取りもして起きます。あとはヘッドからネックにつづくところをなだらかに削ります。何度も何度も握って、ネックの左右のRのつき方も均等になるように丁寧に丁寧に。

 

そしていつか完成します。なかなかいい感じ!

 

握りはかなり太めにしようと思い、削りすぎないように荒加工をして来ました。なんとかそこは死守できたみたい。

 

この生地調整でうまく納得のシェイプになりました。

 

 

すべて終わったら、先にフレットのエッジ処理!

出たー!!! メイプル指板だから仕方ない〜。

 

これ苦手。

 

自宅でもいらないネックを使い4回フレットの打ち直しやすり合わせ処理の練習をしましたが、いまだに課題クリアできず。

 

なかなか長いトンネルに入っているようです。

 

トンネル抜ける前に本番が来てしまった…。

 

今回はとにかく削るだけ。文章にすると短いですが、書き切れないほどのポイントがありました。

 

それらは復習用のプレべとテレキャスで生かしたいと思います。

復習:プレべ編4

この前プレべのネックの傷を取ろうとベルトサンダーで削っていたところ大失敗してしまいました。

 

ということで急遽材を注文して、あらためてネックを削り出しました。

 

が、また失敗。

 

テーブルトリマーのキックバックで、一部が欠けてしまった…

仕方ないのでメイプルの端材を使って修正する予定です。

 

ついでに、ようやく完成したテレキャスターのネックテンプレートを使いテレのネックも削り出しました。

こちらもキックバックが激しく、苦労しました。

でもまあ失敗というほどではないのでこのまま進めます。

 

次は反りを取って平面出し&トラスロッドの溝を掘ります。

 

生地調整の準備

いよいよ木工作業の終盤です。

 

まずはナットを加工してとりあえず取り付けるところまで。

ベルトサンダーで厚みを出すのですが、とにかく削りすぎてしまう。

2回も失敗しました。

 

 

次にロングドリルで配線を通す穴を空け、ネックを取り付ける穴もボール盤で空けます。

 

次はネックを仕上げます。南京カンナを使いシェイプと整えてヤスリが当たらないところは小刀を使い細かく削ります。

同じくボディも仕上げます。外周のRをつける作業は手作業!

R3という小さめの円なので南京カンナを使い徐々に丸くします。

またカッタウェイなどのベルトサンダーの入らないところも、繰り小刀と鉄工ヤスリと使い仕上げます。

 

 

 

ネックポケットの形も整えます。

 

一通り終わったらいよいよ生地調整に入ります!

復習:プレべ編3

仕事がひとつ消滅!? し、時間が空いてしまったので、ここで一気に復習を進めます。

 

まずは、フレットを打つ練習の時にとても面倒で手間だったタング処理を効率的に進めるための簡単な治具を作りました。

 

タングニッパーでタングをカットすると、どうしても裏にバリが残ります。これを鉄工やすりで削るのはフレットを押さえる指が痛くとても面倒。なので、固定する方法を考えました。

 

ヒントはカナダのLMIにある同じ目的の治具。

あちらは固定したものをヤスリに当てて動かしますが、こちらはもっと簡易的にヤスリを当て削ります。シンプル!

 

トルグクランプと端材に固定して、端材には溝を掘りそこにフレット裏返して固定するだけ。あとはヤスリで削る。すぐにバリがとれます。総額700円くらい。

自作にしては中々の出来でした。

 

 

 

さて、次はずっと先延ばしにしてきたフレットの溝を指板に掘る作業。

 

アメリカのStewMacからノコギリを指板材に垂直に当てる治具を買うか悩んだのですが、それだと高い割に使い道が指板の溝切りしかない。

 

なんだかもったいなく感じたので、テーブルソーを使う方法を選びました。こちらなら普段はテーブルソーの刃を戻しておけばDIY作業に使えるし、テーブルソーはいろいろ便利ですから。

 

テーブルソーはホームセンターで特価になっているのを購入。

StewMacからはノコ刃とフェンダースケールのギター用とベース用のテンプレート。はっきり言って高い!! 円高の時ならよかったけど、送料含めて本当に高い!

 

ギターワークスから溝切り済みの指板を買うことを考えれば、4本くらいこれで作れれば元が取れるはずなので、そこでなんとなく納得してみました。

 

溝の深さは2mmと決めて、材を表、裏をそれぞれ削り平面出しやR加工をすることを想定して2.6mmの深さで削ることにしました。

テスト用に5mmのファルカタ材をテンプレートに貼り付け、刃の出方をいろいろ探ります。ちょっとしたノギスの当て方で深さの目盛りが変わるので、狙った深さに削るのがなかなか難しい。

 

 

最終的にはテーブルをスライドさせる治具に印をつけ、そこをテーブルソーの刃の軸のセンターに合わせて刃を上昇させてどセンターの一でデジタルデプスハイトゲージで測るということにしました。この方法で刃を2.6mm出して削れば、誤差はだいたい0.1mmくらいになりました。

 

そして本番。

手間を省略するためプレべの指板ともう1本作る予定のテレキャスの指板も溝を切ります。

 

プレべのローズ指板は60〜70mmと台形だったので、センターラインを引いてテンプレートのセンターと合わせて刃と直角になるようにしました。

 

 

テレの指板は四角だったのでテンプレートに合わせて貼るだけでOK。

 

下準備がいろいろ大変でしたが、削る作業自体は簡単ですぐに終わりました。とりあえず成功です。

 

次はいよいよプレべのネックにトラスロッドを埋め込むぞ!

 

 

PU、コントロールパネルザグリ

8月の半ばからギター製作作業がパタリと止まってしまいました。

デザイナーとしての仕事が最優先ですから、それも仕方ない。

に、してもこの業界はあまりに景気が悪いですね。

いつまで保つことやら、、、本当に不安になります。

 

まあ、周りを見れば、きっとそれぞれの業界で同じようなことを感じて、ネガティブな考えに陥っている人はたくさんいるのでしょう。今時「この先も安泰だぜ!」って言える人ってのは、ヤバい人なのかも。感覚がよほど鈍いのか狂っているのか。

 

さて、そんな毒を吐いたところで9月は新学期。

 

さっそく仕事の都合やら家庭の都合で振替になりました。

 

まずは備忘録としてその時の作業を羅列。

●PGの位置決め。ネジ穴開け

●ネックポケットに合わせてトリマーでPGを削る。

●ブリッジの位置決め。ネジ穴開け。

●コントロールプレートの位置決め。ネジ穴開け。

●リアPUのザグリ位置、コントロールプレートのザグリ位置の罫書き。

●ルータを使いザグリ。

●ジャックの穴をドリルで開ける。

●ネックポケットに合わせてネックエンドの修正。

●ボディのネックポケット部分の仕上げ。

●ネックシェィプをベルトサンダーである程度仕上げる。

●ヘッドの落とし込み。

 

とここまでやりました。かなり細かく刻んだ工程です。

 

先に今回の反省ポイントを。

千枚通しを使った目打ちはとにかく正確に1ミリもずれないように。

ベルトサンダーを使う時は、どこから当ててどうするのかしっかりイメージしてから。

そんな感じですね。

 

PGのネジ穴は3.2mmのドリルで。その後穴をさらう。

ボディーのPGのネジ穴は2.5mmのドリルで深さ10mm.

 

ブリッジはネックエンドから195mmにセンターラインと直角になるラインを引き、そこに弦が通る穴を合わせて位置を決める。

 

 

ブリッジを止める4つの穴は3.2mmのドリルで深さ25mm。

弦が通る穴は3.8mmのドリルで5mm残し(深さ41mm)。

ブリッジはネジにロウを塗ってからボディーに止める。

これによってリアPUの位置が決まるのでザグリの場所が出せる。

リアPUのテンプレートを使い罫書き、17mmのドリルを使い肉抜き(深さ15mm)をしておく。

コントロールパネルも位置が決まるので、テンプレートを使い罫書き、同じく17mmのドリルで肉抜きをする。

テンプレートを貼り付けて、ルーターでリアPUのザグリをする。ルーターの深さは17mmに。

コントロールのほうは深さ37mmで掘る。

 

 

終わったらボール盤に90度にボディーをクランプでとめて、ジャック穴をあける。23mmのドリルで貫通させる。

 

ここまでで穴あけ作業はだいたい終わり。あとは弦をボディ裏から通す時の穴と、リアPUとコントロールパネルの穴を貫通させる穴くらいかな。

 

次にネックポケット。ここはぴったりなんだけど緩いかんじ。ネックが外側に逃げていきたがる。ボディとネックエンドの隙間が6弦側が大きく、1弦側が狭い。ネックエンドのサイドを12mmの円を書いてベルトサンダーで丸めたけど、そこのRとポケットの6弦側のRが合っていないようで、紙やすりで何度も何度も削り、隙間が同じくらいになるように調整を繰り返す。

その後ベルトサンダーを使いボディのカッタウェイとネックポケットを仕上げるんだけど、ここで大失敗。予定していた線より削りすぎてしまい、ネックのほうがはみ出ることに!!! 格好悪い!!

塗装で少し厚みが出るけどもう元には戻らない。あ〜〜〜後悔&反省。

手作業でまっすぐに見えるようにボディをけずるハメになりました。

ま、地道に削ってなんとか直線っぽくなったので良いけど、本当にベルトサンダーは難しい!!! 気を抜くとがっちり削っていく。油断大敵。

 

 

最後にネックのヘッド部分の厚さを13mmにするためにバンドソーでラフに厚さを落とし、ルータを使いぴったりの厚さに落とします。

 

そしてベルトサンダーを使い指板からヘッドの面までR20mmの曲線になるように整えます。これはなんとかなりました。

 

 

あとはおなじくベルトサンダーでネックの裏側を仕上げて行きます。

厚さは前にきっちり出したので、ベルトサンダーでいい感じのU字グリップに仕上げます。

と、ここまで終了。

 

備忘録なので読んでも??? となるかもしれません。

自作の時に読み返すので、その時わかればOK。

 

次回もこんな感じの作業が続くのでしょう。

 

 

 

 

復習:プレべ編2

復習用に製作しているプレべのボディとネックの外周切り出しが先週終わったので、今回はネック周りトラスロッドを進めます。

といっても、プレべのネック材の厚さはアイモクからの購入時20.5mmにしてもらっていますし、あと0.5mmは平面出しの時の余裕分なので、現状では特にすることはありません。

1mのスケールを当ててネックの反りを見るとやや逆反りでしたので、表面の真ん中の山にあたる部分を平カンナで削ります。

しかし学校で使っているカンナのようにしっかり研いでないので、イマイチ。逆目で材がめくれてしまいました。

これはいかん!ということでプレーナーを使い材を削ります。

逆目の部分が綺麗になった状態でネックの厚さを測ると20mm。

あっという間に余白を使い切ってしまった!

とは言え、トラスロッドを埋める面に平面が出たことが確認できたのでよかった。

 

さて、まずはトラスロッドの溝を掘るガイドを作ります。

トリマーには10mmのガイドをつけて5mmのビットで掘る予定。

なのでMDF材に10mmの溝を掘ります。

コロツキのビットでは掘れないので、まずは大きいMDFのボードに罫書き、アルミチャネルと端材を使ってガイド作り、そこを10mmのビットで掘ります。

ギター用とベース用の溝を設計通りに掘りました。

あとはRをつけるためのゲタ部分をMDFの端材で作り、厚さをベルトサンダーで調整。

板から細長くバンドソーで切り出し、再びアルミチャネルで直線を出しつつ、コロ付きビットをトリマーにつけてサイドを整えます。

2mmのネジ穴を6箇所開けてようやく完成。

さらにトラスロッドの先端とお尻が収まる部分を掘るテンプレートを端材で作ります。こちらもガイドをつけたトリマーで使う予定なので、大きめの穴を掘ります。

かなり時間がかかりましたが、ようやく4つの治具関係が完成しました。

そこいらへんに転がっていたゴムの集成材を使い、プレべのガイドを実際に取り付けて掘ってみます。

一番深いところ14mm、浅いところ10mmになれば成功です。

細かくビットの飛び出しを調整しながら掘り終わり、ノギスで深さを測るとびったり14mmと10mm!

先端とお尻を収める穴も、テンプレートを使い深さ12mmに掘ります。

こちらも成功。

ここまで陽がとっぷりと暮れてました。

ともかく設計通りで溝が掘れたのでよかった! 大成功です。

 

 

これでネック周りは1歩前進。

 

次は指板にフレットの溝を掘るという難題が待ち構えています。

これは学校でも教わっていないので、いろいろ工夫が必要です。

 

写真にはないですが、ネックポケットのテンプレートを作りました。

けど微妙に大きい。やはりぴったりに作りたくなるのが日本人。

こちらのテンプレートは作り直し予定。

 

あと、トリマーが二台になりました。同じBOSCHのPMR500。

近所のハードオフで発見し購入しました。

 

2008年製なので随分古いですが、まだまだ行けそうです。6mmコレットチャックはストックしていた予備のものに交換しました。

トリマーテーブル用と手持ち用と同じPMR500で揃えたので、扱いもすでに慣れているので使う時の違和感がなくて楽チンです。

よかった良かった。

復習:プレべ編1

4月から学校で習ったことを復習するために、作業場の構築を進めてました。

 

場所は実家の物置。

駐車場の裏手にあって広さは8畳くらいあるので片付ければ十分使えます。

 

ということで40年でたまりにたまった不要なモノたちを物置から引っ張りだし、ほとんどのものを処分。本、漫画、CDなどはブックオフへ。

空いたスペースにいろいろ集めていた工具、工作機械を運び入れ、2×4材や物置に眠っていた古いダイニングテーブルの天板を加工してワークテーブルなどを2つ製作。

8月にしてようやくまともに作業ができるようになりました。

 

いやー長かった。

 

仕事の無いタイミングでちょこちょこやっていたので片付かなかった。

 

 

さて、細かい写真は作業をしていると忘れてしまう、ということなのでありませんが、まずはMDFの5mmのボードを使いテンプレートを製作します。

今回は復習のためのテレキャスと、応用のためのプレべの2本を同時製作予定。本当はテンプレートや治具を先に作って、一気に作業を進めたいのですが、復習ということなので、手順などはなるべく習った通りに進めようと思います。

 

もちろんテンプレートや治具の作り方は習っていないので、まずは必要なものを作るところから自力です。

 

とにかくこれが大変でした。

ネットであれこれ調べてやり方は理解できてましたが、いざやってみるとうまく行かない。失敗の連続。トリマーに慣れるまで大変でした。プレべのボディー外周のテンプレートは、何度も何度も作りなおしました。たぶん6枚目くらいで完成しました。

そのテンプレートを作るためにはまずは元になるプレべ、テレを入手することから始めます。

オークションとメルカリを使いジャンクかそれに近いものを入手。値段はそこそこしました。それでも低グレードのテレやプレべを買うよりは安くすみました。

今回はどちらもフェンダージャパンのコピーです。

プレべはPB62-500で、1990年くらいのモノ。ヘッドにヒビ割れありでジャンクです。

 

テレキャスはTL67-70SPLで、1987年くらいのモノ。パーツ、ピックガード欠品で半ジャンクでした。

 

それぞれのパーツはなるべく再利用する予定です。

 

これらのボディーをひとまずトレースしてイラレを使い設計図を製作。

次にボディーから直接テンプレートをトレースします。

これが難しい。トリマーの当て方で形が大きく変わってしまう、深い傷、凹みなどまで正確にトレースされるので、そこをうまく回避する必要があり、コンター加工のところはトーレスできず、、、という感じで何度もトライ&エラーを繰り返し、なんとか2枚作りました。

ネックはプレべだけ。テレはまだ手付かず…。

この時点ですでに7月10日になってました。

 

 

そして、一番大変な作業がボディー外周の削り。学校ではバンドソーとカンナを使いましたが、こちらではテンプレートから直接削り出します。

そのためにはトリマーを使いますが、手持ちでこの面積を正確に削るのはかなり難しい。ということでトリマーテーブルを自作しました。

トリマーテーブルを作る手順は簡単で、アクリル板でできたプレートを購入。あとはそのサイズに天板に穴を空けるだけ。

なんですが、天板に使っているダイニングテーブルの天板が硬いこと硬いこと。

表面の1mmが樹脂でコーティングされているので、ドリルさえなかなか刺さらない。最初は自在錐で楽勝の予定でしたがまるで歯が立たないので、ここでも丸い穴を空けたテンプレートをサイズ違いで2枚ほど製作して、ジグソーとトリマーを使い穴をアクリルのプレートがぴったりハマる穴を何とか空けました。

最後にネジでトリマーをひっくり返して留めたら完成! 素晴らしい!

 

早速、コロ付きビットでボディ外周をなぞりました。

ものすごい削りクズが飛び散るなか、ガシガシ削ります。

いやー楽しい!!

 

途中で木目の関係で材がチップしたり、ぐらついたせいで変な凹みができたりと散々の出来でした。仕方なくウッドパテで修正をしました。がっかりです。

それでもなんとか外周が終わりました。まだネックポケット加工のために一部は残してます。

 

 

同じ要領でネックも削り出します。

 

こちらも一部チップしたところがありますが、ベルトサンダーで仕上げる時に消えるでしょう。

トリマーテーブルが完成したら1日で一気にここまで進みました。

 

今回はいろいろ失敗をして、課題がいくつも見つかりました。

次にテレの削り出しの時に同じミスをしないよう改善していきたいです。

 

写真が少な目ですが、駆け足でここ4ヶ月の作業を振り返りました。

 

次はテレのネックのテンプレート製作、トラスロッドを掘るための治具製作、ネックポケット用テンプレート製作と、進めて行く予定です。

 

ネックポケットを掘る。

いよいよ7月も終わり。つまり1学期も終わり。

懐かしい響きだな〜1学期。

そして夏休み。

 

当たり前ですが夏休みはありません。

フリーである以上毎日が営業日であり、毎日はお休み。いや、お休みは本当に避けたいです。

 

さて、ネックがある程度の形になったということで、それを元にネックポケットを掘ります。

 

きっといろいろな作り方があります。

まず真っ先にネックポケットを掘るパターン。

ボディーの外形がすべてできてから掘るパターン。

そして今回がその真ん中のパターン。

 

よくよく考えると、こうするには理由があるんですね。

それは工具の使い方の熟練度を徐々に上げていきながら、1本と完成させるという、製作工程の流れ。

カンナ、バンドソー、ベルトサンダー、トリマー、ルーター、ノミ、ボール盤といった木工で使う道具たちを一通り使ったちょうどそんなタイミングがここなんですね。

 

さて、ネックですが、機械で加工しているわけではないので、寸法に誤差が結構あります。

なのでポケットのジグなどで掘らず、現物に合わせて掘ります。

私のネックはエンドの幅が56.2mm。エンドから80mmの位置が54.8mm。そこからルーターのガイドの隙間4mmを足して罫書きます。

そこにルーターのビットのブレを考慮して、さらに0.3mm内側にガイドになる定規を両面テープで固定します。

この作業が大変!

とにかくノギスで測っては貼って、合わなかったらずらしてまた測っての繰り返し。とにかく時間がかかりました。

 

ここで焦るとロクな事になりません。

でも焦ってしまうのです。

 

 

 

 

ガイドが貼れました。

 

あとはボール盤で肉抜きをします。

 

 

そしてルーターを使いキレイにさらいます。

 

 

完成!

 

ネックポケットの奥行きは75mmなので卦がいてからバンドソーでカット。

そしてベルトサンダーとノミを使い仕上げます。

 

 

途中でチップしてしまいましたがとりあえず残った部分も落とせてひとまず完成になりました。

 

 

ネックと一緒に記念撮影。

 

今回はここまで。

 

 

さて、8月はこちらと並行して進める予定だった自作テレ&プレべを進める予定。

 

とは言え、マイ工房の整備がまだ終わっていないので、なかなか進んでいません。

 

時間ないな〜〜。

 

本番ネックにフレットを打つ

いよいよ本番ネックにフレットを打ちます。

 

今回は300Rのフレット打ち用の治具を使いフレットを一気に打ちます。

さらにフレットも1〜21Fまで適宜カット&タング処理されたモノを使いますので、手間は随分省けています。

 

まずは指板調整。

指板を300Rにきっちり整えます。が、その前にトラスロッドでネックを調整。

60cmスケールを使いネックが真っ直ぐか確認します。

もしも真ん中が真っ直ぐならば、1弦と6弦側は少し逆反りになっているはず。

なので真ん中をほんの少し順反りにし、ネックの両端をまっすぐにします。

が、ここにネックのねじれも入るのでなかなか難しい。

 

このネックは6弦側が少し順反り、真ん中が真っ直ぐ。1弦側も真っ直ぐという感じ。

ここからはうまく調整できないので、これで300Rのカーブを指板につけます。

300Rのテンプレートを指板にあてて隙間を確認しながら紙ヤスリで削ります。

鉛筆で軽く印をつけて、それが消えるのを目安に、指板全体を整えます。

#150から#320、#600まで削りました。

 

ここでウッドシーラーを指板面に塗ります。

最終磨きの時に水がフレットの溝に入り、溝が水を吸って太るのを避けるためです。

 

乾いたらいよいよフレットを打ちます。

 

 

しっかり固定をして、打ちます。

打ち込みは音を聞いていると成功したかすぐにわかります。

いつまでも叩いていると、フレットも治具も変形します。

うまく行くときは5回も叩けば終わり。あとはよく確認して隙間がないように直接叩いていれます。

 

 

ネックの真ん中らへんは隙間がありますので、フレット打ち用のくさび枕を挿して、玄能の力が分散しないようにします。

 

 

順調に打ち終わりました。

途中で指板に治具を落としてしまい、打痕がついてしまいました。

 

は〜がっかり。

 

とにかく注意が足らないですね。反省。

 

ともかく一番心配していた作業はなんとか切り抜けました。

 

 

次はフレットのサイドをきっちり70度に削ります。

 

 

鉄工ヤスリを手でもって、丁寧に削ります。

指板も少し削るまでやります。

これが結構時間かかりました。

油目のヤスリを使い仕上げます。

これが終わればタング処理して空いた隙間をパテで埋めます。

 

 

コクソパテ(タモ)で埋めます。

 

これにてネックのフレット打ち作業はとりあえず終わり!

あとはグリップ仕上げなど、まだまだネックの完成までは……。

 

ここからは写真がないですが、ネックポケットを掘ります。

現物合わせです。

今回はその罫書きまでで終わったので、続きはまだ次回!

フレットを打ってみる

続きましてフレット打ちを練習。

 

これでも我流でチャレンジ、失敗した経験があります。

 

その時の失敗の理由がわかりました。2つ。

一つはネックの固定。

失敗したときは、しっかりとした机にしっかり固定してなかった。

玄能で叩いた力が分散してフレットにしっかり伝わっていなかった!

 

もう一つが打ち方。

あまりにも大雑把にすると、いつまでもはいりません。細かく決して強く叩かず丁寧に打つこと!

 

 

さて、練習なので5〜6本程度しか打ちません。

まずは予定地となる箇所のフレットを専用の喰いきりで抜きます。

 

次に指板面の調整。

 

#150と#320の紙やすりを平面の出た木片に貼って指板を削ります。この時も弦の通る方向に指板のRを決して崩さないように丁寧に。

これも結構すぐ終わります。

 

つぎにフレットの準備。

 

今回のネックはフェンダータイプですが、サイドをパテで埋めてあるのでそれを壊さないようにオーバーバインディングの方法でフレットを打ちます。

 

ということでタングニッパーと喰いきりと使い、それぞれ数本ずつフレットの足をカットしていきます。

 

 

タングニッパーは高いですけど、何本もフレットを打ち直すなら、絶対買ったほうが良い工具ですね。

 

こんなの手作業でやっていたら、日が暮れます。

商売だったら時間だけかかって儲けになりませんね。

 

 

準備が出来たら、指板のR(このネックは300R)より少しきつめにフレットを曲げます。ニッパーと二つ用意して両端の足を挟んで軽く力をかけると曲がります。

 

あとは打つべし!

 

 

まずは両端を。

 

次に真ん中から外に向かって細かくトントントン…

少し入ったら、さらにトントントン。

 

 

入りました。

 

何度も確認して隙間がないようにします。

 

 

予定していた6本を全てうち終わりました。

そして1本失敗しました。

 

ちょうど4〜5弦あたりのところを強く叩きすぎてそこが先に刺さり、6弦側の端が下まで入らなくなってしまいました。

敗北です。

本番ではより丁寧に打たなくては。

 

さらに言うと、手癖なのか2弦のあたりの位置をトントン叩く力が弱く、そこだけほんの少し刺さりが甘い。これは意識して強く叩いてしっかり入れられるの良いですが、なかなか均等に叩くのは難しいです。

 

 

さて、ここまで出来たらはみ出たフレットを喰いきりでカットして、平目を約70度の角度であててフレットの端を斜めに削ります。

 

この時指板の端を少し(約1mm)削ってOK。

 

同じように油目で仕上げて完成!

 

 

ですが、、

 

 

この後は指板調整の時にやったフレットのエッジの処理に。

 

ここから地獄の無限ループに迷い込みます。

 

とにかくこの作業が苦手。

 

力を入れなくていいのに入れてしまう。

面を崩さないようにしないといけないのに崩してしまう。

角度が甘くならないようにしないといけないのに甘くなってしまう。

 

という感じで我ながらセンスないわ〜〜〜。

 

先輩からは、何本か練習すればコツがつかめるよ、と慰めの言葉。

 

 

ともかく、そうそう一発でできるようにはなりませんよね。

練習あるのみ!!