レスポール製作5

またまた写真の撮り忘れ続出で、文章だけで進めます。完全に備忘録として。

ネックの中子部分の製作をします。

まずは中子底面の角度を調整をします。

設計図ではmm必要なのですが、1mmぐらい足りません。最初その状態でブリッチ弦高がしっかり出るように角度調整したのですが、結局失敗してしまいました。

このままだと弦高が低すぎるので、中子底面にネックを切り出した時に出たマホガニーの端材を接着。あらためてベルトサンダーで整えます。

設計図ではジョイントのエンドで高さ49.5mm、16Fで41mm。傾斜の角度は4.5度。この数値を罫書いたラインをギリギリまでねらってベルドサンダーで削ります。

ネックを作業台のはしにクランプでとめて、0Fから1mのスケールを当ててスケールラインを出して628mmの位置の高さをスコヤで測ります。

設計では、材45mm+16mm+ブリッチの高さと弦高で18mmで合計79mm。

ここから弦高と指板の厚さ9mmを引いて、さらにジョイントの部分の厚さ10mmを引いて計60mm。これがノギスと1mスケールがクロスするところで目指す数値。

なんどもベルトサンダーで角度を調整して60.5mmまで近づけました。あと0.5mmありますが、このあたりはいろいろなサンディング、最後の調整で吸収できるのでここではあまり追い込まずにスルーします。攻めすぎてサンダーで削りすぎて失敗するのを避けるためでもあります。

ここまできたらいよいよ中子ジョイントを作ります。

ボディーのジョイントの溝を正確に測り、センターラインからどのくらいずれたが検証します。

結果センターラインから左右それぞれに18.5mmと18mmと0.5mmずれていることがわかりました。

それを踏まえてネックのジョイント部分を正確に罫書いていよいよ削り出します。

ボディと接する斜めになる部分の深さと角度が重要で、特に角度がおかしいと仕上がりに大きく影響します。

手ノコとガイドを使い、4.5度斜めのラインを切り込みます。

縦のラインはバンドソーで切り落とし、ベルドサンダーの円柱部分を使い直線を出します。

今回のレスポールで痛感しましたが、ベルトサンダーをしっかり使いこなせないとかなりやばい。ボディ外周も含めて、かすかに当てて本当に少しづづ削って徐々に慣らすのテクが難しい。これをマスターするいい練習になりました。今思うとテレキャスって簡単だったな〜〜。

ここでようやく写真。なんども削り、最終的に手で削りなんとかハマりました。

だけど奥まで差し込むと、手鋸で切り込んだ斜めのラインとボディーのラインがぴったり合いません。ここはノミを使い左右の切り込みを少しづつ調整してぴったりになるまでひたすら続けます。

右の隙間がなくなるまで削ります。当然今あたっている左側を削るわけです。

写真で少し飛び出ているマホがあとから貼り足した部分。

右側は隙間がありますが、その隙間は均等。逆に左側は手前が当たって奥に隙間が。

何度もノミで薄く削り、ヤスリでならし、削り、ならしと繰り返しました。

何時間かかったかな?? 2時間はやっていたと思う。こういうところが素早くできる人はセンスがあるんだと思う。私にはありません。残念です。それでも続けてればいつかできます。隙間も無くなります。我慢です。焦らないことです。

ここまできたらあとは得意?な機械加工。ザグリです。PUの位置を罫書き、スイッチの位置を罫書き、ブリッジの位置を罫書き、あとはボール盤で穴を開けて、ルーターで掘るだけ。

ここいらへんは慣れました。

つづいてバインディングの溝を掘ります。

本来ギブソンのバインディングはトップのアーチを作ってから掘るのでカッタウェイ部分でメイプル材が少し見えるというのが標準ですが、今回は道具の都合、スケジュールの都合もあり先に溝を掘り、バインディングが足らない部分は貼り足してしまう予定です。

コロつきビットで厚さ1.5mm、深さ6ミリ掘ります。

ビットの切れ味が悪いので結構焦げます。隠れるところなので良いのですが。

一通り作業が終わったら、アーチを作る工程へうつります。

テンプレートを使いアーチの段々を罫書きます。

それぞれルータで掘る深さを書き込み、ミスをしないようにします。

とはルーターで1mmずつ削っていきます。

結局2時間くらいかかりましたが、ようやく段々が完成。

ここからいよいよカンナを使いアーチを作ります。

つづく。