つづきです。

一旦本体の製作から離れて、ネック折れリペアの練習です。
マホガニーの端材からネックとヘッドのつなぎ目部分のダミーを製作します。
本体のネックと同じく卦がいて、バンドソーとベルトサンダーを使い整形、ノミでトラスロッドナットの入る穴を作ります。
端材ということでサイズが小さい(ネックの一部だから仕方ないけど)ので結構加工がしづらい。左右対称に作っているつもりでも、実は違う。このあたりに木工技術の未熟さが出ます。
とりあえず一度ボリュート無しのダミーを製作してから、ベルトサンダーでボリュートの接着する行程の練習をします。

作業途中の写真がないので飛びますが、円柱部分を使って大きくえぐり、そこに同じRに合わせたマホガニーを接着、固定。
翌日にあらためてボリュートのある状態の罫書きをして、整形します。
なかなかボリュートの頂点からヘッドにかけてのカーブが左右対称にならず、何度も削っているうちに、ダサくなりました。
まあ、これでいちおうダミーのネックの完成。
あとは折るだけ!
折りました。
ボリュートのところから剥がれていないので、リペアとしては成功という感じ。ここからさらに繋ぎ合わせるという作業はしません。
そのうちやってもいいけど。
つづく。