本番ネックにフレットを打つ

いよいよ本番ネックにフレットを打ちます。

 

今回は300Rのフレット打ち用の治具を使いフレットを一気に打ちます。

さらにフレットも1〜21Fまで適宜カット&タング処理されたモノを使いますので、手間は随分省けています。

 

まずは指板調整。

指板を300Rにきっちり整えます。が、その前にトラスロッドでネックを調整。

60cmスケールを使いネックが真っ直ぐか確認します。

もしも真ん中が真っ直ぐならば、1弦と6弦側は少し逆反りになっているはず。

なので真ん中をほんの少し順反りにし、ネックの両端をまっすぐにします。

が、ここにネックのねじれも入るのでなかなか難しい。

 

このネックは6弦側が少し順反り、真ん中が真っ直ぐ。1弦側も真っ直ぐという感じ。

ここからはうまく調整できないので、これで300Rのカーブを指板につけます。

300Rのテンプレートを指板にあてて隙間を確認しながら紙ヤスリで削ります。

鉛筆で軽く印をつけて、それが消えるのを目安に、指板全体を整えます。

#150から#320、#600まで削りました。

 

ここでウッドシーラーを指板面に塗ります。

最終磨きの時に水がフレットの溝に入り、溝が水を吸って太るのを避けるためです。

 

乾いたらいよいよフレットを打ちます。

 

 

しっかり固定をして、打ちます。

打ち込みは音を聞いていると成功したかすぐにわかります。

いつまでも叩いていると、フレットも治具も変形します。

うまく行くときは5回も叩けば終わり。あとはよく確認して隙間がないように直接叩いていれます。

 

 

ネックの真ん中らへんは隙間がありますので、フレット打ち用のくさび枕を挿して、玄能の力が分散しないようにします。

 

 

順調に打ち終わりました。

途中で指板に治具を落としてしまい、打痕がついてしまいました。

 

は〜がっかり。

 

とにかく注意が足らないですね。反省。

 

ともかく一番心配していた作業はなんとか切り抜けました。

 

 

次はフレットのサイドをきっちり70度に削ります。

 

 

鉄工ヤスリを手でもって、丁寧に削ります。

指板も少し削るまでやります。

これが結構時間かかりました。

油目のヤスリを使い仕上げます。

これが終わればタング処理して空いた隙間をパテで埋めます。

 

 

コクソパテ(タモ)で埋めます。

 

これにてネックのフレット打ち作業はとりあえず終わり!

あとはグリップ仕上げなど、まだまだネックの完成までは……。

 

ここからは写真がないですが、ネックポケットを掘ります。

現物合わせです。

今回はその罫書きまでで終わったので、続きはまだ次回!